オッズには主に3種類の表記の仕方があります。デシマル Decimal, フラクション Fraction, アメリカン Americanがあります。相撲のオッズを例に見てみましょう。
デシマル Decimal 日本人に馴染みがあるのはデシマルと呼ばれていて1.67とか2.10とか少数で表されていて、1.67倍に100円賭けて当たれば賭け金を含め167円獲得するということです。
フラクションFraction 英国ではフラクションが使われていて、4/6とか11/10など分数で表示します。4/6の場合6ポンド賭けて当たれば4ポンド獲得する(賭け金の6ポンドを含まない)言い方をかえると4/6=0.666倍に賭け金1ポンドを戻すデシマルだと1.67倍です。フラクションは利益となる数字が使われていて、11/10だと10ポンド賭けると11ポンドの勝ちとなります。(勝った11ポンドには賭けた10ポンドは含まれていません)ちなみに分母が分子より大きい2倍以下の勝算が高いオッズの事をオッズオンと言い、競馬のように多頭数による競争で2倍以下の存在の本命馬にはオッズオンフェイバリットOdd on favorite と言われます。
アメリカン アメリカで使われている表記の仕方で -150 +110といった表記をします。マイナス表記(ネガティブ)-150は100ドルの利益を獲得するには150ドル賭ける。+110(ポジティブ)は100ドル賭けると110ドル獲得できるという考え方です。
オッズには表現の仕方がいくつか存在している程度で理解してもらえればいいと思います。どのブックメーカーもオッズ表示は複数用意されているので、デシマルを選べば馴染みのある数字で賭けることができます。
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