全豪オープンの有力選手世界ランキング1位ジョコビッチはワクチン未接種で入国ビザを取り消されるも、豪裁判所が当局の決定を取り消しました。しかしオーストラリア政府はそれを覆して、入国問題の行方はこの数日間で二転三転しており、出場は微妙になっていました。こういった状況でのベッティングは妙味がでてくるので着目しておくべきです。
16日現在の最新の情報で、同僚のテニスエキスパート(ルーマニア人)の話によるとジョコビッチ選手の強制生還が確定したようで、出場はなくなった様子。この情報の4時間後ぐらいに日本でも速報として扱っていました。このように一番人気選手の出場が微妙になっている状況の場合、2番人気、3番人気以下の選手たちのオッズに価値がでてくることになります。今回のように一番人気の選手の出場が怪しい状況だと、メドベージェフやズベレフなどの有力選手のオッズに価値がでてくるので、それらの選手に賭けておいて、一番人気の欠場が決まった後、それらの選手のオッズが下がります。
ブックメーカーによってはキャッシュアウトの機能がある場合、そのベットをしばらくキープしておいて、大会の終盤ベスト16あたりで、その選手のオッズがさらに下がった状況でキャッシュアウトをすれば利益を確保できるので、是非覚えておいて欲しいです。どのようなスポーツでも人気の選手出場が微妙な状況の時はスポーツベットではチャンスになることがあるので見逃さないようにしましょう。
このように一番人気が消えた波乱で始まる全豪オープンの優勝あてのオッズを見てみましょう。
一番人気メドベージェフ2.4 ズベレフ3.4 ナダル7となっていて、波乱のあとのオッズなのでBet365のオッズが中心になっていて他のブックメーカーはオファーを中断している状況なので正直面白みがありません。
全豪オープン女子の優勝あてはこのようになっています。
一番人気は地元のバーティ4 大阪7.5 ムグルサ12となっていて、バーティ中心の大会とみられています。
今後注目の試合が出てきたときに、オッズをピックアップして解説していくのでチェックしてみてください。