ブリーダーズカップ2024徹底解説|注目のターフ&クラシック、日本馬の最新オッズ情報

競馬

ブリーダーズカップ 2024 目次

  1. ブリーダーズカップの概要

    • ブリーダーズカップとは
    • 日本馬の注目ポイント
  2. 7R ブリーダーズカップターフ

    • レース概要
    • ブリーダーズカップターフの歴史
    • 出走馬とオッズ比較
    • 注目馬の紹介
  3. 8R ブリーダーズカップクラシック

    • レース概要
    • ブリーダーズカップクラシックの歴史
    • 出走馬とオッズ比較
    • 注目馬の紹介
  4. 9R ブリーダーズカップフィリー&メアターフ

    • レース概要
    • ブリーダーズカップフィリー&メアターフの特徴
    • 出走馬とオッズ比較
    • 注目馬の紹介
  5. 11R ブリーダーズカップマイル

    • レース概要
    • ブリーダーズカップマイルの歴史
    • 出走馬とオッズ比較
    • 注目馬の紹介

ブリーダーズカップの概要

ブリーダーズカップは、1984年にアメリカで創設された競馬の祭典で、米国競馬界の最高峰イベントです。毎年、クラシックやターフなどのG1レースが行われ、北米や欧州のトップホースが集まります。

2024年は、日本馬も複数出走予定で、日本のファンにも大きな注目を集めています。特にJRAは、以下の4レースで馬券の発売を予定しています。

  • 第7レース:ブリーダーズカップターフ
  • 第8レース:ブリーダーズカップクラシック
  • 第9レース:ブリーダーズカップフィリー&メアターフ
  • 第11レース:ブリーダーズカップマイル

ブリーダーズカップターフの歴史

ブリーダーズカップターフは、クラシックと並ぶブリーダーズカップの中心的な芝レースで、1984年の創設時からこのシリーズに組み込まれています。伝統的に欧米の強豪馬がしのぎを削る場であり、1999年以降は欧州馬が優勢を誇っています。例として、2003年にはアイルランドのハイチャパラルとアメリカのジョハーが、BC史上初の同着優勝を達成しました。さらに、英国のコンデュイットが2008年と2009年に連覇を果たし、近年の欧州馬の強さを象徴しています。

最速記録は、2012年のリトルマイクが記録した2分22秒83。最大着差は2007年のイングリッシュチャンネルが記録した7馬身差です。騎手としてはL.デットーリが最多の5勝、調教師としてはA.オブライエンが最多の7勝を誇ります。また、2011年にはJ.オブライエンが18歳で騎乗し、最年少での勝利記録を樹立しました。

日本馬の挑戦はこれまでに数回あり、2023年にはシャフリヤールがブリーダーズカップターフで日本馬として最高順位の3着を獲得しました。今年もシャフリヤールとローシャムパークが出走予定で、さらなる飛躍が期待されています。


BCターフ出走馬とオッズ比較

ゲート番号馬名Bet365 オッズ日本予想オッズ騎手管理調教師
1ローシャムパーク21.006.1ルメール田中博康
2エミリーアップジョン4.5011.8デットーリゴスデン
3シャフリヤール9.003.1C. デム藤原英昭
4ルクセンブルク6.005.5ムーアオブライエン
5ジェイアービー7.0070.1レヴィーミーハン
6ファーブリッジ11.0014.4ロザリオクレメン
7グランドソナタ51.0088.7ガファリプレッチャー
8カボスピリット34.00265.3ゼディーパパロ
9エルエンシナル101.00265.3アユンガルシア
10ウィングスパン10.0033.1ローダンオブライエン
11レベルスロマンス3.752.2ビュイックアップルビー
12ゴールドフェニックス34.0083.2フレイダーマート
13ゼアゴーズハーヴァード51.00115.7ヴェラスマッカー

*現在は予想オッズですが、JRAの前売りオッズがでた時に、価値あるオッズが現れるので要注目です。

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8R ブリーダーズカップクラシック

  • 距離: ダート2000m(左回り)
  • 出走頭数: 14頭
  • 発走時間: 11月3日 06:41(日本時間)

ブリーダーズカップクラシックの概要

ブリーダーズカップクラシックは、1984年に創設されたブリーダーズカップシリーズのメインレースで、ダート2000mの距離で争われるチャンピオン決定戦です。歴代の優勝馬にはエクリプス賞年度代表馬が名を連ね、多くのドラマを生んできた伝統の一戦です。


ブリーダーズカップクラシックの歴史

ブリーダーズカップクラシックは、ケンタッキーダービーと同じ10ハロン(約2000m)のダートで行われるチャンピオン決定戦です。1984年の初開催以来、多くの米国の名馬が優勝し、2009年には牝馬ゼニヤッタが唯一の牝馬勝利を達成するなど、伝説的な瞬間を生んできました。

1993年には、フランスのアルカングが単勝134.60倍という高オッズで勝利し、米国外の馬として唯一のダート優勝を果たしました。クラシックの最速記録は2004年にゴーストザッパーが記録した1分59秒02です。


出走馬とオッズ比較

ゲート番号馬名Bet365 オッズ日本予想オッズ騎手管理調教師
1フォーエバーヤング6.501.9坂井瑠星矢作芳人
2ハイランドフォールズ15.0037.8サエスコックス
3シティオブトロイ2.753.9ムーアオブライエン
4ミクト67.0096.1フレイオニール
5セニョールバスカドール34.0045.7ロザリオフィンチ
6デルマソトガケ26.0013.1ルメール音無秀孝
7ウシュバテソーロ13.004.6川田将雅高木登
8ピレネーズ34.00221.8ヘルナンドゥガ
9フィアースネス5.508.9ヴェラスプレッチャー
10タピットトライス21.00259.5I. オルプレッチャー
11シエラレオーネ11.003.6プラアプルビー
12アーサーズライド21.00162.7アルバラドモット
13ニューゲート17.0020.4デットーリバファー
14ネクスト17.0047.2マチャドコウンス

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注目馬の紹介

  • フィアースネス(米国)
    昨年のBCジュベナイルで2歳王者に輝き、その後もG1を複数制覇。ケンタッキーダービーでの失敗から立ち直り、トラヴァーズSで再びG1タイトルを獲得。

  • シティオブトロイ(英国)
    今年の英ダービー馬で、初のダート挑戦。父ジャスティファイの影響で期待が高まっており、G1レース3連勝中。

  • 日本勢

    • フォーエバーヤング:ケンタッキーダービー3着の実績を持ち、ジャパンダートクラシックで快勝。
    • デルマソトガケ:昨年のBCクラシックで2着。今季は調整万全。
    • ウシュバテソーロ:7歳ながら今年も好調を維持、サウジCやドバイWCで2着に入るなど実力は健在。

9R ブリーダーズカップフィリー&メアターフ

  • 距離: 芝2200m(左回り)
  • 出走頭数: 13頭
  • 発走時間: 11月3日 07:25(日本時間)

ブリーダーズカップフィリー&メアターフの概要

ブリーダーズカップフィリー&メアターフは、ブリーダーズカップシリーズの中でも特異なレースで、開催地によって距離が変わるのが特徴です。今年はデルマー競馬場で芝2200メートルで開催されます。このレースには日本馬の出走はありませんが、世界各国から強豪牝馬が集まり、激しい戦いが期待されます。


出走馬とオッズ比較

ゲート番号馬名bet365 オッズ日本予想オッズ騎手管理調教師
1ビューティフルラブ21.0025.6マーフィアップルビー
2フルカウントフェリシア10.0041.0I. オルアタード
3シンデレラズドリーム4.503.8ビュイックアップルビー
4ウォーライクゴッデス5.0017.4アルバラモット
5ディディア15.0087.5J. オルコレアス
6イランイラン5.502.9ムーアオブライエン
7コンテント6.004.8デットーリオブライエン
8ハングザムーン21.006.3木村和士ダーマート
9アニセット26.0024.4リズポリパウエル
10モイラ11.005.0フレスモーション
11ビーチボム51.00119.6ロックネボーウェン
12ソプラノ21.0010.4フランクマッカー
13サンセットグローリー51.0049.8

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注目馬の紹介

  • シンデレラズドリーム(米国)
    G1ベルモントオークスを制し連勝中の実力馬。悲願のタイトル獲得を目指す。

  • ウォーライクゴッデス(米国)
    悲願のタイトル奪取を狙うベテラン牝馬で、今年も安定した成績を収めている。

  • イランイラン(アイルランド)
    G1ヨークシャーオークスで初制覇し、オブライエン厩舎の新星として期待される。

  • モイラ(カナダ)
    安定したパフォーマンスを誇り、今年も有力な1頭と目されています。


距離が変わるレースへの調教師の反応

今年は芝2200メートルでの開催ですが、過去には9.5ハロンや10ハロンでの開催もあり、調教師たちにとっては距離の変動が戦略に影響する一因となっています。米競馬メディアによると、C.ブラウン調教師は今年の距離設定に対し、「11ハロンで勝利を狙える馬がいなかったため出走を控えた」とコメントしています。

11R ブリーダーズカップマイル

  • 距離: 芝1600m(左回り)
  • 出走頭数: 12頭
  • 発走時間: 11月3日 08:45(日本時間)

ブリーダーズカップマイルの概要

ブリーダーズカップ(BC)は、アメリカ競馬の下半期のハイライトとして、14のG1レースが行われる一大イベントです。その中でも、BCマイルは芝の最強マイラーを決定するレースとして位置づけられ、1984年の創設当初から続く7つの伝統的なG1レースの1つです。初回の優勝馬ロイヤルヒロインは北米レコードタイムを樹立し、その後もミエスク、ルアー、ゴルディコヴァ、ワイズダンなどの名馬が歴史に名を刻んできました。

ここ3年はゴドルフィン、W.ビュイック騎手、C.アップルビー調教師のチームが支配的で、スペースブルーズ、モダンゲームズ、マスターオブザシーズで3連覇中です。日本調教馬はこれまで未勝利ですが、2014年には日本産馬のカラコンティがフランス所属で優勝した実績があります。今年も日本からジオグリフとテンハッピーローズが参戦し、激しい戦いが予想されます。


出走馬とオッズ比較

ゲート番号馬名Bet365 オッズ日本予想オッズ騎手管理調教師
1ラマチュエル5.5019.8ルメールヘッド
2チリフラッグ51.0077.9I. オルブラウン
3ジオグリフ17.004.8横山武史木村哲也
4ディエゴヴェラスケス9.006.3ムーアオブライエン
5ゴリアド34.0080.3プラマンデラ
6ノータブルスピーチ4.005.4ビュイックアップルビー
7ポーカーフォーチュナ10.003.8マーカンオブライエン
8モアザンルックス15.0053.0I. オルドゥガ
9ヨハネス9.008.6リズポリヤクティ
10ウィンフォーザマネー51.00120.3ハズバンキャシー
11テンハッピーローズ34.008.3津村明秀高柳大輔
12カールスパクラー10.0022.9ガファリブラウン

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注目馬の紹介

  • ノータブルスピーチ(英国)
    3歳馬で、デビュー以来無敗の実力馬。英2000ギニーを含むタイトルを獲得しており、今レースでも有力視されている。

  • ラマチュエル(仏国)
    フランスの強豪牝馬で、G1フォレ賞を圧勝した実績を持つ。1番ゲートからのスタートとなり、スピードを活かしたレースが期待される。

  • 日本勢

    • ジオグリフ:bet365オッズで17倍、日本予想オッズで4.8倍というギャップがあり、注目の一頭。デルマー競馬場での調教でも好感触を得ており、期待が高まる。
    • テンハッピーローズ:6歳ながら安定した成績を維持しており、日本のファンからも注目される存在。

期待と注目のポイント

ジオグリフは、日本予想オッズとbet365オッズに大きな差があり、バリューの高い馬券候補です。また、ノータブルスピーチやラマチュエルといった欧州勢も強力なライバルとして注目されています。ブリーダーズカップでのヨーロッパ調教馬の期待については、スポーティングライフが選ぶ注目馬の詳細をこちらの記事でご覧ください。

 

 

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